これぞベリーダンス!なメジャンセについて
- zaharaoriental

- 2024年2月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年6月14日
ベリーダンス曲のジャンル?のひとつに『メジャンセ』というものがあります。
とても簡単に言うと『美味しいもの詰め合わせ』的なイメージで、ベリーダンスで使われる様々なリズムや踊り方をちょっとずつ、1曲にぎゅっと詰めたような構成の曲です。
メジャンセはもともと長丁場になるステージの『登場曲』として使われ、ダンサー自身の個性やテクニックを魅せる自己紹介のような意味を持っていて、1曲踊るとそのダンサーの技量がわかることから、今ではコンペ(競技会)などでよく使われます。
構成はとにかく「リズムやテンポがころころ変わる」「観客だったら手拍子したくなるような緩急や盛り上がりがある」という感じで作られています。
いわゆる「テンション上がるやつ」ですw
王道パターンの構成は…
登場は2拍子(リズムならマルフーフなど)のアップテンポな音から始まって、4拍子のリズム(サイーディやバラディ)がはいったり、ドラムソロが入ったり、ゆったりした8拍子のタクシームが入ったりして、最後はまた最初の2拍子で盛り上がっておわり!
みたいな。
登場には華やかなベールワークもよく使われます。
とにかくリズムがころころ変わるので踊る方も緩急がつけやすく、観ているほうも飽きません。
このメジャンセを踊るためには「リズムとその踊り方やフィーリングの理解」が欠かせません。
ひととおり習って、その踊り方を自分のものにしてからでないと踊りわけが難しいので、初心者の方向けの振付として選ぶことはあまりないような気がします。
また、メジャンセが踊れるということは、ベリーダンスがひととおり踊れるという証明のようなもので、以下のようなスキルが必要になります。
・基礎〜応用テクニック
・曲構成やリズムの理解
・リズムごとの踊り方やフィーリング
・ベールワーク
・アップテンポでのトラベリングやターン
・ドラムソロ
・タクシーム(即興)
・自己表現
個人的には、ベリーダンスを始めて色々と知識や経験を積み重ねながら3年くらいしたら挑戦するイメージです。
今週2/16のWSではリズムと踊り方の知識をシェアしますので、ぜひ繰り返しリズムと動きを身体に覚えさせていきましょう!


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