更年期こそ『新しい自分』を始めよう。
『更年期』 という言葉から、ネガティブなイメージを思い浮かべる人は多いでしょう。
人生100年時代に生きる私たちは、50歳前後で閉経を迎えるまでの期間とおなじだけ、閉経後の人生を生きることになります。
更年期は、女性の身体が次の半生を過ごすための準備期間。
どんな変化にも痛みや不快感はつきものであるように、更年期を迎えた女性にさまざまな不調があらわれるのは自然なことなのです。
躰の変化とうまく付き合いながら、人生後半をより豊かなものにしていくために、オリエンタル・ダンスセラピー(ODT)をはじめてみませんか?
更年期による不調とは?
更年期は閉経前後の数年間を指し、閉経による『ホルモンバランスの乱れ』が自律神経に影響を及ぼした結果『自律神経まで乱れる』ことによる不調です。
つまり更年期に表れるさまざまな不調の多くは、自律神経失調症の症状ともいえるでしょう。
更年期の心身はストレスフル
自律神経は体をオートモードで動かすためのシステムで、呼吸をはじめ体温調整や血液循環、消化・排泄・生殖・免疫など、呼吸以外は基本的に自分たちの意思ではコントロールできない部分を担当しています。
この自律神経には、闘争・逃走反応を起こす『交感神経』と、リラックスと回復を促す『副交感神経』の2つがありますが、更年期の影響で活発になるのは、前者の『交感神経』のほう。
交感神経が常に活発になっている身体は、強いストレスにさらされたときと同じ状態ですから、『心臓がどきどき』し『異常なほどの汗をかく』し、『不安やイライラ』も起こります。
また体は常に緊張状態のため『肩こり・腰痛』など筋肉の痛みも起こりますし、手足の抹消血管が収縮するため『冷え』も感じます。
更年期の女性の心身は、つねにストレスフルな戦闘モードになっているようなものなのです。
不調を改善するには?
これらの不調を改善するには、おおきくわけて3つの対策があります。
1)減った女性ホルモンを補う
ホルモン補充療法をはじめ、女性ホルモンに似た作用をもつサプリや食品を摂取するなどがあります。
2)出ている症状を緩和させる
漢方薬や、精神的な症状を緩和するために向精神薬(抗不安薬、抗うつ薬、睡眠鎮静薬)が使われたりします。
3)乱れている自律神経を整える
更年期で過活動になっている交感神経と、その反対の作用を持つ副交感神経とのバランスを整えることで症状が緩和されます。
この自律神経のバランスを調整しているのは、幸せホルモンといわれる『セロトニン』。セロトニンを増やすことが、更年期の不調改善につながります。
セロトニンを増やす5つの方法
日光を浴びる
朝起きたら太陽の光を浴びましょう(日焼け止めは忘れずに)。
規則正しい生活(食事・睡眠)
たんぱく質もしっかり摂り、質の高い睡眠をこころがけて。
リズム運動や筋トレを習慣に
楽しみながらできるダンスやジョギング、無理のない筋トレを。
涙をながす
泣くと副交感神経が優位になります。ストレス解消にも。
オキシトシンを
増やす
恋人・家族・ペット・友達などと愛情あるコミュニケーションを。
オトナの女性にOriental Dance Therapyが良い理由
< Oriental Dance Therapyの特徴 >
エキゾチックな音楽やヒーリング音楽にあわせたリズム運動
美しい姿勢のための効率的な筋トレと、調整エクササイズ
インナーマッスルを目覚めさせるベリーダンスの動き
個々の体グセや状態に合わせた丁寧なストレッチ指導
オリエンタルダンスセラピーのベリーダンスレッスンは、自分の身体と丁寧に向き合い、身体の内側に意識を向けて踊る方法をお教えしています。
個々の体のクセに合わせて、美しい姿勢とダンスのためのインナーマッスルを目覚めさせていきますので、ボディラインが引き締まり若々しい印象に。
さらにベリーダンスのリズム運動はセロトニンを増やし、自律神経を整えてストレスを緩和したり、夜はぐっすり眠れるようになるという嬉しい効果も期待できます。
女性の身体にやさしいベリーダンスを通して、加齢とともに失われがちな柔軟性と筋力を取り戻しましょう。
後半の人生もより豊かに美しく輝き続けるために、オリエンタルダンスセラピーのレッスンをお試しください。