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限りあるものをどう使うか

  • 執筆者の写真: zaharaoriental
    zaharaoriental
  • 2024年9月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年9月18日

「変わらないものなんてない」とはよく言いますが、大事なのは「譲れない中心軸はブラさずに、柔軟に変わり続けていくこと」だと思っています。


外側の変わらないものに固執しない、見切りをつける、そして「変えられるもの」のほうにリソースを全振りする。

(ここでいう「リソース」は、ひとりひとりが持つ時間やお金や精神力や才能のことです)



昔は、ある程度の期間は(たとえそれがやりたくないことであっても)我慢と忍耐強さをもって取り組むことが大事だという価値観がありました。


「変化が期待できない(と感じている)もの」にも「可能性はゼロではない」という可能性を込めてある程度のリソースを振り分けておく、という気長で寛容な態度がヨシとされてきました。


変化がゆっくりだった時代には、「根気強さ」をもって「望む未来に繋がるとは思えないものにもある程度のリソースを割いておくこと」が美徳でした。


そうでなければ「自分勝手」だの「わがまま」だの「冷たい」だの…

自分の限りある時間やエネルギーを、自分にとって大切なことだけに集中することに罪悪感を覚えるような、そんな雰囲気もあったように思います。



でも最近はとても時間の流れがはやいので、そんなことをしているとあっというまに「自分が空っぽ」になってしまいます。

他人からの評価は変えられないものですが、それを得るために必死になっていたら「自分のやりたいことがわからない」となるのは当然のこと。


最近では、「覚える気がない新入社員に自分の時間を割いてまで丁寧に仕事を教えていたけれど、サクッと辞められてしまい虚しさだけが残った」という話もよく聞きます。

もちろん、相手がそのうち心を入れ替えてやる気を出してくれる可能性もゼロではないけれど…

変わるかどうかわからない相手の変化を期待して待っていられるほど、わたしたちの人生は長くないんです。


「変わらない」のは相手の問題というか、相手の責任の範疇にあるもの。

そこを飛び越えてどうこうしようというのは、なんというか傲慢ですよね。そしてものすごく自分を消耗してしまう。

大切な、限りあるあなたのエネルギーをそんなふうに無駄遣いしてしまえば、満たされる感覚からは遠のいてしまうでしょう。


つまり、自分以外のものに期待しない!自分にとって重要じゃないことには無理しない!頑張らない!そして大事なことに集中する!


他人からみたらどんなにくだらないことでもいいんです、あなたの限りあるエネルギーは自分と自分の大切な人を満たすことのために使いましょう〜

(たぶんこれが本質的なエコだしSDGsなのでは…!)


 
 
 

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