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自分を価値ある存在として扱う

  • 執筆者の写真: zaharaoriental
    zaharaoriental
  • 11月6日
  • 読了時間: 4分

更新日:11月7日

『価値ある存在』としての自分自身にきちんと敬意を払えていない人は、他人の持っている価値に対しても本当の意味で敬意を払うことができません。

これは周囲に対しては「私にも敬意を払わなくて良いです」というメッセージ(自己表現)として伝わります。



自分との約束を守るということは『自己信頼』を育てるためにもっとも大切にすべきものですが…

他人との約束を軽く扱ってしまう人は、(無意識に)自分との約束も「守らなくても良いもの」とないがしろにしています。

周囲には「私は信用に値しない人間です」というメッセージとして伝わります。



自分の時間を無遠慮に他人に奪われることを当然のように受け入れている人は、悪気なく他人の時間も奪おうとしてしまいます。だからますます「自分以外のこと」に忙殺されるような出来事が続きます。

「私の人生の時間にはたいした価値はありません」というメッセージです。



他人の悪口を言う人は、自分を悪口を言われるような人間だと評価しています。

他人への要求が強い人は、自分が本当に欲しいものをもらえません。

「私は愛されない人間です」というメッセージです。



他人の目を気にしすぎてしまう人は、自分こそが他人のことを厳しくジャッジしています。

他人に助けてもらうことばかり考えていると、自立した人間が離れていきます。

被害者意識が強い人は、自分が加害者になって周りに迷惑をかけていることに気づきません。

本音と建前が違いすぎる人は、何よりも自分のことが信用できなくなります。

「私は自分の人生を創造する力のない人間です」というメッセージです。



他人のエネルギーを奪う人は、めぐりめぐって奪われます。

他人の選択に口出しをする人は自分の選択にも口を出されることを、他人の権利を侵害している人は自分の権利を侵害されることをも、暗に許可しているようなものです。

「私は理不尽に奪われても良い人間です」のメッセージです。



自由を奪われることを嫌う人は、他人の自由も奪おうとはしません。

依存されることを嫌う人は、他人にも依存しません。

自分の力を信じている人は、他人の力も信じることができます。

自分で自分の欲しい物を満たすことを知っている人は、他人から満たされます。

自分の人生を大切に生きている人は、他人の時間も大切にします。

自分に対して誠実に向き合っている人は、他人に対しても誠実に向き合います。

自分を価値ある存在だと思っている人は、他人に対して敬意を払うことができます。



だから逆にいうと、周りの人に敬意を払って誠実に向き合い、相手に依存せず、他人の時間やエネルギーを大切にしようと心がけていれば、自分本来のポジティブな力が戻ってきます。

そして自分のことも、相手と同じように『価値ある存在』としてより大切に扱えるようになるでしょう。



これらはもう、誰一人逃れられない絶対的なルールみたいなものだから、私をふくめ誰でも何かしら当てはまる、耳の痛い言葉だとは思いますが…


『完璧に成る』ことを目指すわけではなく(それはむり)、「なんか最近うまくいかないなー」と感じたときなどにその都度自分の行いを省みて、反省すべきところはすなおに反省すると調子が戻ってくるかもね?というお話でした。



ちなみに

「周囲へのメッセージ(自己表現)」と記していますが、これは「人間」だけでなく神様(宇宙)への自己表現でもあると思うと反省度がアップしますw


なつかしの『引き寄せの法則』にもあるように、神様は本心で望んでいるものを素直に現実に与えてくれるらしい。

「私は大切にされる価値のない人間なんです」って神様に伝えたら、「そうなんだね、わかりました」ってことで『大切にされる価値のない人間に見合う現実』をクリエイトしてくれるとか…そんなループにはまりたくないもの。


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ダンスでも間違うことを恐れながら踊っていると「私は間違ったら踊る価値のない人間だ」というメッセージを強化してしまうので、間違っても堂々と踊ることをお伝えしています。

それで本当は「振付ではあまり細かいことを言いすぎない」「カウントしすぎない」ようにしたいっていうのもあります。正しく踊ることと素敵に踊ることはイコールではないし、それ以上に大事なことがあると思っているので!

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