表現にとって陰陽はどちらも大切という話
- zaharaoriental

- 5 日前
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占星術的にいうと、9月は今後のよりよい変化への選択の覚悟を試されているようなとき、10月は調整と浄化のタイミングです。
この時期は、『自分の本質と外側との間に生まれる不調和』を敏感に感じやすくなり、過去の傷がひっぱり出されることによって不安や怒り、恐れといった感情が増幅されたりと、いつもよりやたら心身がグラグラ揺れがち。
また、『足りないこと』に意識が向き、焦りがでてくる人も多かったと思います。
つまり、どうしてもネガティブな面にフォーカスしてしまいやすいとき。
まぁ世の中全体も大きく動いていたし、揺れなかった人の方が少ないかもしれませんね。
(連日の熊のニュースはけっこうショックでした)
外側との不調和を気づきに
でも今の時期に『揺れる(揺らされる)』ことは実は必要で。
揺れることでこれからの日々に必要なものを再確認し、不要なものはふるい落とし、「私はこれでいい、こうやっていこう」という自分軸を見つけることができるからです。
また、「これまでと同じではいけない」という厳しい現実を突きつけられるようなことも多くなりそうですが、これは必要な変化のための『気づき』として起こるべくして起こっていること。
波に対して自分だけは揺れないように踏ん張っていると、とても疲れます。
大きな波がきたときにも飲みこまれないためには、波にまかせるように自分も揺れること。
揺れている心や体からの不快感(メッセージ)を素直に受け取り、不快感の原因から現実逃避するのではなく、ネガティブな側面としっかり向き合うこと。
「この出来事は私に何を教えてくれているのか?」
「ここから何を学べるだろうか?」
これまでの自分の行いを省みて、この時期を糧にしていきましょう。
不完全で大丈夫
多かれ少なかれクリエイティブなことをする人は、こだわりが強く「完璧主義な人」が多いと感じます。
外の世界に何かを表現しようとするモチベーションは、何かしらの「こだわり」から生まれるからです。
だから一見穏やかそうに見える人でも、自我が強くて負けず嫌いっていうパターンは多いんですよね。
でもこのこだわりの強さは、自己成長や表現のための燃料になる一方で、「足りないこと」への苦しみも生みます。
評価社会、競争社会の中では「完璧であること(減点がないように見えること)」がみんなと同じステージに立つための大前提に思えてしまうから。
自分への理想が高かったり期待が大きすぎると、「もっとできるはずなのに」と焦ってインスタントな行動で不安を埋めようとしたくなりますが…それは本質的な解決にはならないことが多いものです。
「足りないこと」は「今すぐ埋めなければいけない穴」ではなくて、まずは「あるもの」に焦点を当てて、自分が自分を認め、時間をかけて育てているうちに「ちょっとずつ気にならなくなってくる凹み」のようなもの。
そうすればいつしかその凹みは欠点ではなく、あなたの魅力を引き立てるギャップになるはずです。
この時期に焦りが強く出ている人は、不足を補うことが最優先事項ではない、と思い出してください。
何かしらの表現をしようとする人たちにとって、ネガティブな側面はポジティブな側面と同じくらい大切に、じっくり扱うべきものです。
(ネガティブを拗らせるのが良いという意味ではなくて、拗らせないためにきちんと向き合うことが必要だという意味です!)
自分の中の陰と陽、その両極を行ったり来たりすることで成長し、変化し、豊かな内面と表現を目指していきましょう★
10/31(金)のHalloweenのWSではこのテーマを扱います。
ご興味ある方はぜひご参加ください♪
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