『色気』と『エロ』と『セクシー』の違い
「色気があること」と「エロいこと」を一緒のものだと思ってしまいがちな人はけっこう多いのかもしれません。
あくまでいち女性としての個人的な感覚ですが、
★色気…自分軸のある人から意図せず溢れ出てしまうような複雑で繊細な表現、成熟さの中の上品な隙(positive)
★エロ…自分軸がない人が異性の正解に媚びるための弱さのアピール、わかりやすい表現、未熟さの中の下品な隙(negative)
★セクシー…アイデンティティの一部としての主体的に表現される隙のない性的魅力(positive)
だと思っています。
たとえば同じ露出が多い服でも「その人自身より服の露出度に目がいくのであれば服に着られている=エロくみえる」し、「その人のキャラに合っている=かっこいい、セクシー」という印象になる。
また、たとえば同じ「首をかしげる」というしぐさひとつであっても、キャラによって『色気』になるのか『エロ』に見えてしまうのかは違います。
雑な例えではありますが、(未熟そうという意味で)童顔の人や似合ってない若造りをしている人が首を傾げると媚びているような『エロ』の印象になりやすいです。
逆に大人顔の人が首を傾げると『色っぽい』と感じます。
メイクひとつでも、メイクが薄い人がセクシーな仕草をすると(未熟さが強調されて)『エロ』になるし、隙のないメイクをしている人がセクシーな仕草をするとまんま『セクシー』と受け取られやすい。
身体で例えるなら、意思のない身体の中の女性的なパーツは弱さや未熟さの増幅=『エロ』になるし、意思のある身体(主に姿勢)の中の女性的なパーツ=『セクシー』になる。
心身の軸がないまま腰をくねらせるのは「弱い×弱い」でエロくなるし、ボディメイクされた隙のない身体で腰をくねらせても日本人的にはエロい!とは感じにくいよね…w
ロリコン文化の日本特有なのかもしれませんが、「未熟さの表現=子供っぽい=弱くて可愛い、隙があってエロい」に繋がる感性はいつ見てもちょっとキモいなと思います。
同じような話でいえば、自信がない人がカタチだけマネして「顎を上げる」仕草をすると弱いからこそ虚勢を張ってるように見えてしまうし、やはり小手先の表現はウソっぽくなるから、それ自体が「未熟さの表現」に繋がるんだろうな。
(ただし「形から入る」もメンタルをあげるひとつのアプローチ方法なので、ニワトリタマゴでもある)
私は以前ジュエリーバイヤーをしていたのですが、大ぶりなジュエリーは若い肌にはToo muchで、実はあまり似合わないのです。
すこしシワが刻まれた成熟した肌や複雑な人生経験が刻まれた顔にこそ、輝きの強い大きな宝石は似合います。
(毒を持って毒を制す…ってこのことかとw)
大人のぶりっこは気持ち悪いと嫌われがちですが、おばあちゃんになるとカワイイと言われるのもきっとこの現象ですね。
オトナの踊るベリーダンス的には、『オトナの色気』が似合います。
(『オトナの未熟さ』を露出度高く媚びるように表現してしまったら、それはもうベリーダンスじゃなくて熟女●●だもの…隙=だらしなさ=エロい!みたいな)
もちろん受け取る側の感性の豊かさによって左右される部分も大きいです。
でも感じ方は人それぞれで、どう感じるかを相手に強要することはできないので…
表現する側としては自衛の意味を含めてせめてそのへん解像度高く理解しておきたいものです。


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