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ダンスは全身のバランスが重要

  • 3月9日
  • 読了時間: 6分

ダンスは全身を使って踊ります。

だから本当は「ここだけ気を付ければいい」「ここだけ鍛えればいい」というものではなくて、【全身のバランスを整える⇒バランスよく使う】が理想。


さらに、私たちが生きて毎日社会生活を営んでいる以上、全身のバランスは毎日変わります。

だから【一度整えたらおわり】ではなくて【日々、そのつど微調整】が正解です。

例)繁忙期で丸1日デスクワークにかじりついていたら、どんなに健康な人でも身体に歪みが出るのはあたりまえ


毎日「揺らぎながら整えて」「整えながら使う」が私の感覚的にもっとも近いイメージです。



レッスンでお伝えしているヒントはパーツ

伝わるようにいろいろ言い方を変えたりはしますが、レッスン中に私が言っていることは【基本姿勢を取る】ために必要なパーツごとの注意です。


「上半身ひきあげて」「しっぽ下に向けて」「顔の位置もどして」「足裏の真上に腰、胸、頭」「お尻ひらかない」「肩甲骨ひらいて下げる」「みぞおちあげる」「足指でつかまない」「膝肘つっぱらない」などなど


こういったパーツごとのポジションを全部意識してはじめて身体は連動して動き、基本姿勢が取れます。


でもこの全身感覚は本人の体感によってしかつかめないので、教える側はパーツごとの注意で伝えるしかないのです。

だから「ここさえできれば」「ここができない」というパーツのみの認識でとらえられてしまうのは違くて…


いくつもの歯車で動く機械式のロボットを想像してみてください。

あくまで目的は【ロボットを動かすこと】であり、レッスンでお伝えしているのは【ひとつひとつの歯車のポジションについて】の話なのです。

多くの歯車がかみ合って動いているロボットで、そのうちのひとつでもうまくかみ合っていなかったり壊れていたりしたら、ロボットがスムーズに動かないですよね。そういうことです。


私たちは機械じゃないので完璧はむり。でもだからこそ【日々調整】しながら身体を使っていくことが大切です。



パーツの集合体としての『私』を考える

基本姿勢や基礎テクニックがうまくできないのは、身体を全身としてとらえる【集合体としての意識】が抜けているから。


たとえば西洋医学と東洋以外の違いみたいな?

手術で一部だけを治せばそれで良いわけではなくて、その根本原因は「全体のバランスが崩れた結果」だったりするので、集合体のバランスを整えることが絶対に必要っていう感覚を理解できるかどうか。


たとえば人間関係の問題。

トラブルが多いのは、そのつど目に見える部分にしか対処してこなかったからかもしれません。表面的な対処だけでは同じ問題が繰り返し起こるもので、解決するには根本的な変容が必要。ファストな考えではたどり着かない部分です。


「この公式さえ当てはめておけば解ける」とか「正解だけ教えてくれればいい」とかではなくて、そこにたどり着くための考え方の部分が大事。それがないと応用がきかないですよね。

(実際は公式で対応できることも多いし、単純化したほうがわかりやすいからファストな方法を使うことはいいんだけど、その背景にある複雑さをないものにしないってことです)





レッスンでお伝えできること

とはいえ週1回または月2回のグループレッスンという限られた時間内にお伝えできることはそれほど多くありません。


グループレッスンでは、参加者さんたちにまんべんなく当てはまる「一般論」をベースにお伝えしています。

ひとりひとり身体の硬さも、歪み方も、筋肉のつき方も、日常生活での使い方のクセも、身体感覚の繊細さも違うので、個々に全部修正していたらきりがないので…

それはもうダンスレッスンじゃなくて、ライザップとかの「パーソナルトレーニング」の担当ですし。



▼参考までに---------------

ライザップのページを見てみたら、【月8回/2ヵ月/38万】または【月8回/20カ月/200万】でした…!トレーニング時間は1回あたり50分らしい。

つまり一般的な感覚としては、パーソナルトレーニング50分で、これくらいの頻度で、これくらいの回数やらないと、多くの人の身体を根本から変えることは難しいということです。

2ヵ月で変わる人もいるし、20カ月やらないと変わらない人もいて、それが個人差です。

私も週2回×60分の継続が、身体を変えるために必要な打倒なラインだと思います。

------------------------------


ということでまず、ベリーダンスのグループレッスンの中では【ひとりひとりの根本原因にフォーカスして修正をかけるようなサービスはできない】ということをご理解いただければと思います。

その上で、「個々の身体のクセを意識してもらいながら動かすためのヒント」と、「多くの人にとってやれば効果が出やすいエクササイズやストレッチ」を可能な範囲でお伝えしています。


個人レッスンではより「その人の身体の使い方にあわせたエクササイズ」などお伝えできますが、やはり数回程度のレッスンで根深い根本原因まで解消することは難しいです(ライザップ参照)。

生徒さんが【ダンスの個人レッスン】という前提で来られている以上、きちんと基本姿勢が取れるまでひたすらそれだけをやるわけにもいかないですし…


これは私側にとってももどかしい問題なのですが、基本的にはうちはダンススタジオなので、ダンスを踊るための身体づくり(基本姿勢を取ることができないほどの凝りや歪み)の指導まではグループレッスンまたはダンスメインの個人レッスンでは対応できず限界があるということをご理解ください。

ライザップのように、それ専門の高額ジムがあるくらいなので。




レッスンで得た気付きを活かせるかどうかはその人次第


レッスン内で【個々の身体のクセや歪みを気づかせる】ことはできますし、【修正のヒント】もお伝えできます。

が、実際の修正(エクササイズやストレッチ)の努力は個人個人の意識と行動でやっていただくことになります。

そしてそれは【日々あたりまえのように継続すること】が必要です。


生徒さんひとりひとりの「どのへんの歯車がうまくかみ合ってなさそう」とか「この歯車にオイルを差したらよさそう」とかは私からお伝えできますが、メンテナンスや調整は実際に毎日身体を使っている本人にしかできないので、ご自身に合った「油を差す方法」をいろいろ試してみてください。


要約:「硬い人は全身こまめにストレッチしてください、最低でもレッスン最初にやっているストレッチやエクササイズはポイントをおさえながら毎日やりましょう。まずはそこからです」

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