2025年春分
- zaharaoriental
- 3月20日
- 読了時間: 3分
春分からの一年をざっくり、占星術の視点からお伝えします。
この一年を象徴する春分図(春分の日の天体の配置)で重要なキーワードがこちら。
『新しい日の夜明け、すべてが変わった』
(今回のハフラのテーマ『Hello World』もそこからつけています!)
世の中的に、これまでの当たり前が当たり前ではなくなるような、大きな変化のある一年になりそうです。
だからこそ、ここからの一年との向き合い方は
『古いものに執着せず、新しい流れを「そうなのね、オッケー!」くらいのノリで受け入れて自ら変化していくこと』が大切。
個人レベルでいえば、『これまでの自分』に良くも悪くも執着するのをやめることです。
未来もわからないけれどもう後戻りはできないので、『その時々の自分に対して誠実に生きているかどうか?』。
自分の心持ちにふさわしいものが自分の世界にあらわれます。
外側をどうこうするために何かを頑張るとかではなく「ただ自分を精一杯楽しんで生きること」、それだけ。シンプルでわかりやすいですね!
その過程で、自分にとって不要なものは素直に手放し、来たものは感謝して受け取る。
いつまでもエゴやプライドを握りしめているせいで変化の流れに逆らい続けないことが大切です。
春分図の主役である太陽は、一対一の『信頼による人間関係』を表す7ハウスという場所にあります。
また、同じく7ハウスにある『金星』もポイントです。
金星のキーワードは『美・調和』。
『美』というのはいわゆる外見的な美醜のことだけでなく、もっと全体的な意味で『調和しているものは美しい』というところからきています。
❌完璧なもの=美
⭕️調和しているもの=美
自分らしい生き方とは、自分らしさと調和してより良く生きること。自分らしさと仲良くなることであり、自分にダメ出しをしながら完璧な人間を目指すことではありません。
この太陽と金星が、『信頼による人間関係(パートナーシップ)』というテーマにいるので…
『信頼できる個人対個人の付き合いを軸に、自分にも相手にも調和してより良く生きること』というメッセージが強調されます。
これは、不平不満などネガティブなことで結束するような浅い人間関係の話ではありません。
個性ある一人ひとりがお互いを認め、敬意を持って付き合っていく『信頼』ベースの人間関係です。
逆に言えば、そもそも信頼するに値しない人、誠意の見えない人に対しては信頼や誠意で返す必要はなくなります。
(いままでの日本的常識では、そういった相手にも広い心を持って接するのが大人の対応でしたが…)
心地よく調和できる人と調和すればよく、そしてそれはお互いに選ぶ権利があるということでもあります。
まぁ色々と不安要素の多い混沌とした時代ではありますが…
個人的に今回一番強く感じた春分のメッセージは、『バランス』です。
★楽観も悲観もせず、やりたいことを先送りせず、毎日を精一杯生きて『満足する』。
★混沌(自然の摂理)と奇跡(魂の喜び)のバランスをとる=『調和』
↑どちらも『人間同士の繋がり』があるから起こることで表裏一体。
↓だから
★喜びの中に混沌を許容し、混沌の中に喜びをみる。
それがこの変化の激しい時代において『より良く生きる』ということなのだと思いました。
今回の春分図のアセンダント(占星術的に大事なポイント)が天秤座であることからも、天秤座のようなバランス感覚が役立つ一年になるかと思います。
ご自身の出生図で太陽や月が天秤座にある人、アセンダントが天秤座の人、天秤座に天体がたくさんある人などは、このバランス感覚はすでにしっくりきてるかもね。
最新記事
すべて表示9/23は秋分の日で、前日9/22は新月&日蝕です。 ざっくり言うと、秋分は昼と夜の長さが釣り合うバランスの日、ここから陰の力が膨らんでいくターニングポイント。 新月はスタートのタイミング。 日蝕は月が太陽を隠す=普段の意識的なものや自我を、無意識的なものが覆い隠してしまう...
右と左がとっさにわからない問題 右と左がとっさにわからなくなる状態のことを左右盲といったりします。 病気ではないものの、左利きを矯正した人や女性に多くみられ、一説には15%程度の人が左右盲だそうです。 生徒さんにも10人にひとりくらいの割合でいらっしゃいます。...
今週末の6/21は夏至。 夏至は一年のエネルギーサイクルの切り替わりポイントで、『陰から陽へと転じるタイミング』といわれています。 今はそこに向かう最終段階なので、身体や心が半年分の疲れ(陰の気)をデトックスし切ろうとする方向に傾いている人も多いかもしれません。...
コメント