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何にあわせて踊っているか

  • 3月3日
  • 読了時間: 3分

ずっと体験的に思っていたことだけど、何かの参考になればと思って書いておきます。


「文章やビジュアルで見て理解するのが得意な人」「話を聴いて理解するのが得意な人」「実際に身体を動かして理解するのが得意な人」など、物事を理解するときの優位な感覚器官は人それぞれ違います。


それと同じように、ダンスを踊る人たちにも「何にあわせて踊っているか」は人それぞれだなぁと思っていて。


「私はこのタイプ」とぱきっと分類できるものではないと思いますが、バランス的に自分は何が強みでどんな練習が必要なのか?と考えてみると良いかもしれません。



1:カウントで踊っている

これはいわゆる初心者さんに多い「頭で考えて踊る」タイプ。

決められた振付を覚えたり、グループダンスで動きをきれいに合わせたりするのには良い方法です。


そもそも基礎テクニックの練習ではカウントに合わせて動けることが大前提なので、これができないと「リズム感がない」といわれるやつですね…


一方で、カウントで踊っているだけだと動きと動きの間が切れやすく、音と音とのつなぎなど流れるような動きが苦手。ダンスというよりも「エクササイズ」や「運動」のような印象に。

リズムのないメロディーだけの音楽や、即興で踊るときにどう動いていいのかわからなくなりがちなのもこのタイプです。


テクニックが上達すると優等生タイプの、いわゆる「上手なダンサー」となり、再現性の高さや揃ってる感の美しさでみせる完成度の高いデュオやグループダンスでもっとも良さが発揮されます。



2:聴こえた音にあわせて踊っている

「聴こえた音に反応して踊る」タイプです。

動きが音にハマるので、観ている人に違和感なくすっと入ってくるような、音楽に身をゆだねるような気持ちのよい踊り方が魅力。相手の呼吸に合わて踊るのも得意です。

「音楽が主役で、そこに自分を溶け込ませていく」ような印象で、いわゆるセンスが良いと言われるタイプ。


耳の良さはもちろんですが、反応できるような身体能力も必要で、上達するとグループダンスでも目立ち、ソロでも即興でもいけるマルチなダンサーに。


頭で踊っている人の場合には音楽がちゃんと聴けてなかったりしますが、このタイプは逆に、カウントをあえてはずすような音楽をカウントで踊るようなときには「カウントではなく音楽に合わせて動きたい、なんか気持ち悪い…」となってしまうかも。



3:内側に流れる音楽で踊っている

無音でも踊り出す「身体の中に流れている音楽に合わせて踊る」タイプで、カウントよりも聴こえる音楽よりも「今この瞬間」の身体の感覚が優先。

振付(頭)に身体が従えず、同じ曲を踊ってもそのときの気分や聴こえ方により毎回違う踊りになったりします。


まず自分の内側に「確たるもの」があり、音楽はその世界を広げてくれるものという印象で、上達すると「個性的なダンサー」といわれる方向に。


観る人を自分の世界に引き込むような表現力がありますが、再現性と安定感に欠けるのでグループダンスは苦手です。ソロ即興向きというよりも、そうしか踊れない感じ。

基礎が未熟だとなんでもありの「タコ踊り」になったり、エゴが強いとナルシストっぽい印象になりがちなのもこのタイプが多いように思います。



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