関係性と人間性
- zaharaoriental
- 5月1日
- 読了時間: 3分
年功序列の時代は昭和〜平成で終わっています。
若いから未熟、年配だから偉い、という時代ではなく、すべては関係性次第。
その最たるものは『年配の男性が若い女性に敬意を払わない』だけど、私はこれが昔からすごく嫌いでした。
初対面からタメ口だったり、たとえ敬語を使っていたとしても本質的には敬意がないのがバレバレでふとした瞬間に上から目線が出ちゃったり…
いやいやアナタは私の友達でも先生でも上司でもないからな?と。
昭和の年功序列脳でいると、属性でなく人間性に対して敬意を払うということを忘れてしまったり、大前提にある関係性を無視してフレンドリーを履き違えてしまうんだろうな。
前提に年功序列や男尊女卑の価値観があるだけで、きっと本人には悪気がなくナチュラルに接してるだけだとは思う。
私も昭和生まれでその価値観の中で育ってるから、理解も我慢もしようと思えばできるけど、「なんか違うよな…」っていう気持ち悪さはずっとあります。
好きな人や尊敬している人、こちらからプライベートな話をするような関係性の相手なら、フランクに接してくれるのはもちろん嬉しい。
でもそういう人はそもそも『相手にも敬意を払える人』だから、それは成り立たないという…
まぁ私は昔から「こちらに敬意を払ってくれない人には、私も敬意を払わない」と決めているので、年配の(年だけ取ってて偉そうな)人には男女問わず「あの子は偉そう、生意気(=世渡りというものをわかってない)」とよく言われていたけど😂
属性ではなく人間性に対して敬意を払うべき、そしてそれは時代の価値観という根強いものなのでなかなか難しい、という思いから、年配の人がとても丁寧な態度で接してくれたりすると、こちらも誠意を持って向き合おうと気が引きしまります。
もうそれだけでちょっと好き。
敬われて当たり前、やってもらって当たり前、と思ってる人には自分のエネルギーを削ってまでやってあげたいとはならないもんね?
(それは共依存の関係で、健全ではない)
知らない年配夫婦から「教えなさい」的なテンションで(スタッフじゃねーぞ)道を聞かれてモヤモヤしたのを思い出したので書いてみました。
威圧的な態度に圧倒されて(小心者)丁寧に教えちゃったけど!
人のふり見て我がフリ直せ…と思いながら歳を重ねたいと思います。
ちなみに夫も以前、飲食店で店員さんに「うん」という返事を使うことがあったので、「うん、じゃなくてはい、だよ?」と教えておきました。
「こっちは客だから」とか思ってるわけじゃなくて、本人は感じよくフレンドリーなつもりでナチュラルにやっちゃうのね。
これから年齢を重ねていくにあたり、店員さんにタメ口を使っても良いという前提は、昭和的な言葉を使うなら「ダサい」から☺️
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