姿勢を良くすると手先足先が雑になる問題
ダンスを習っている人によくあるお悩みとして、「基本姿勢は取れるようになったけど、今度は手先や足先が雑になってしまう」というものがあります。
ちなみに初心者さんで基本姿勢の練習がおろそかなまま振付ばかりやっていた人だと「手先足先だけやけにピーンとしているのに、姿勢が悪く体幹が使えていない」という逆パターンも。
一般的にはダンスを始めたばかりの頃は後者のパターンが多く、基本姿勢が取れるようになってくる頃に前者のパターンにはまる、という人が多い気がします。
私も長年そうだったので、基本姿勢をキープしたまま指先にまで意識を届かせることがいかに難しいかはわかっているつもりです。
とくに私の場合サル腕の手長族なので、手の意識が抜けると人一倍悪目立ちする…
どんなにヒップワークを練習しようとも、手先足先が不用意だとそっちが目立つんですよ!特に写真や動画だと。
私が考えるこの問題の克服ポイントは以下4つ。
①意識しなくてもダンス中は基本姿勢が取れるようになるまで身体に覚えさせる
②体幹と四肢の連動性を高める
③身体を「パーツのあつまり」ではなく「ひとつのもの」としてとらえる(ボディイメージを書き換える)
④余計な意識の力みを抜いて、全身にまんべんなくほんのり意識を張り巡らせる
どれも等しく重要なので、「どれからやればいい?」ではなく「どれも一緒にやる」ことが必須だと考えています。
小金井スタジオで毎月やっているWSでは、前半後半2回にわけてこの問題に取り組んでみたいと思いますのでご興味ある方はお待ちしています。
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